▶︎一服のお茶を点てるように、一杯の紅茶を淹れる

五ヶ瀬やまなみに初めて出逢った時、その豊かな表情にとても感動。
美しい茶葉と深みのある味わいは茶道の世界観を思わせてくれました。


おもてなしの文化として知られている茶道。
亭主は招待するお客様のために心を込めて茶会の準備をします。
テーマを決め、お菓子などを用意したり…
茶会での亭主と客の間には独特の作法があり、お互いに敬うことを忘れません。

釜炒り茶の品種「やまなみ」はとても大きな茶葉。
ゆっくりと味わうために茶葉が開くのを待ちます。
そして、蒸らし終わったらカップへ注ぎ、その香りと美しい水色（すいしょく）を
感じましょう。
それから一口、目を閉じてじっくりと味わいます。

▶︎わざわざ時間を作ってお召がありください

この五ヶ瀬やまなみの茶葉が手元に届くまでには、沢山の時間や想いが詰まっています。
宮崎県五ヶ瀬町の自然豊かな場所で、根を張り、大切に有機栽培で育てられ、収穫、製造加工…

私たちにとってあなたはお茶会にお招きした大切なお客様です。
だからこそ、時間をかけて一杯の紅茶を大切に飲んでいただきたい。
そんな想いで皆さまへこの紅茶をお届けします。

▶︎「もったいない」から生まれた茶粥

やまなみを飲み終わった後、ティーポットに残る茶殻がなんだか『もったいない』と思いました。
なにか美味しいことはないかな？
そこでひらめいたのが、精進料理でも作られる”茶粥”でした。
茶殻とご飯とお水を火にかけて、お好みの柔らかさになるまで…
シンプルだからこそ美味しい。
体に優しい。
ちょっと体をいたわりたいなという時にもおすすめです。